| AKINA NAKAMORI A-1 Tour 2004 started! |
幕を開いた。今までどちらかというと冒険的だった感のあるツアー内容が今年は、一変して オーディション番組「スター誕生」で、彼女自身が歌って合格した山口百恵の「夢先案内人」 から始まり、デビュー曲「スローモーション」から「LIAR」まで発売順に、アレンジを変えないで歌う という保守的な、(裏を返せば大冒険の)ライブツアーだった。正式名称は 「AKINA NAKAMORI A-1 Tour 2004」である。 また、アイドル出身のアーティストとは思えない、着替えなしという手法で、そのぶん MCを入れるという姿勢は大きな話題を呼んでいる。中森明菜が良い意味でファンを裏切った とも言えるのかもしれない。 以下、筆者も観に行った横浜でのMC内容等を紹介することにする。(御協力:××さん)
MCの途中でマイクが壊れてしまう事故があって約3分間マイクなしだったが意外と
通る声であった。歌の途中ではなくて幸いであった。 若い女性スタッフがマイクを持って来てくれた時、「さっきからマイクがキーキー。反省してる?」 と、この元祖・歌姫はのたまわった。 女性は「はい。申し訳ありません。反省してます。」と小さな声で話していた。 「可哀相に、おびえてるよ〜。普段は仲がいいんですよ!」と中森明菜はフォローした。 この女性はマイク事故がなかったら登場できなかったろう・・・。 花魁(おいらん)の着物は40Kgくらいあり、かつらが10Kg。それをわざわざ台湾まで 飛行機で運び、向こうでツアーパンフの写真その他を撮影したそうだ。 ちょうどデモがあって政府の関係者が付いてくれ、「外へは出ないで!」と言われたそう だ。 今年は紅白に出ないの〜!!!?という声には「オファーがないと出たくても 出られません」と当然の事を答えていた。 「写真集出して!」の声に、「水着かランジェリー?嫌よ!好きな人にやって欲しい? もし彼女がやるって言ったら、絶対ダメ!って言うでしょう?」と冗談を飛ばしていた。 アルバムに関しては「いい歌が集まらなかった。集まれば出す。」とごもっともな意見。 「禁区」・・・「聴きたかった人も多いでしょう?皆、好き?私、嫌い! 曲は嫌いじゃないんだよ。あまりに独特すぎて、どのコーナーにもおかしい。 構成は大体3部でどのコーナーにもおかしくて『よみうりランド・イースト』から 歌っていません。」とのたまわった。 初めて振り付けの先生に振りを付けてもらって、アジアのシー先生だそうだ。 「お尻をこうやってね、そうじゃないの、こう!」と中森明菜はセクシーにお尻を 突き出した。
当時の所属事務所(研音)が東京・赤坂にあり、坂を下るとTBS。 坂を上ってちょっと行った所にGOROという美容室があってファラ・フォーセットの ブロマイドを持って行って、「こんな髪型にして下さい。」と頼んで誕生したのが 『明菜カット』だそうだ。私的にはポニーテールが一番好きだが(--; 「私は髪の毛に腰がないので、今もケープ(商品名)で固めている。ケープはいいよ。 サラサラに見えるけれど固まってくずれにくいので使うといいよ。」と言っていた。 「爪、折れちゃった〜。昨日徹夜でやったのに〜。 ネイルサロンなんて行ってられないし。いいもんね〜!アロンアルファで付けるから。 みんなは真似しないでよ。」 昔の衣装を見たい!との声に、 「事情があって、29歳までの衣装は全部処分されちゃったの。」 「"スローモーション"だから、あのローウェストのセーラー服を着て来ようかと思った。 早替えみたいに、"少女A"はこれって。」 今着ている衣装を指でさして、「今回の曲はブリッコあり、ワイルド゙あり、セクシーあり、 ここらへんがブリッコ、ここがセクシー、ここがワイルド゙。全部ありの衣装にしました。 この部分が天使の羽で、優しいという意味。」 「セカンド・ラブ」の替え歌を使っているめんつゆのCMも歌ってくれた。 つゆも二度目なら・・・♪ 「私を使ってくれればよかったのに〜!」(−−;と、この歌姫様は言っていた。 「小泉今日子ちゃん、カッコいいよね〜」と中森明菜は言った。 「男みたい。サバサバ゙してる。竹を割ったような性格」と言っていた。 「飲みに行ったって書いてあったみたいだね。今日子ちゃんはホームページ で否定したんでしょ? 行ってないよ。だって私、今日子ちゃんの電話番号、知らないもん。」と中森明菜 は語った。 「歌姫レコード立ち上げ、おめでとう!」の声に、 「何か、そうみたいですね」と、この、心が弱い大歌手は照れた。 「随分と歌いましたが、私は後ろに反る振り付けが多いのに自分で驚いた」 とも「リハーサルできちっと歌い過ぎて喉が・・・。」とも言っていた。 アンコールは黒っぽいスーツでスラックスタイプのもので胸元を大きく開けて 黒のカップ・ブラ。セクシーだった。「細いのに筋肉質で、出るべきところは出ているな〜」と 思った。(-_-; 汗 「赤い花」をしゃがみこみながら、四つん這いになりながら苦しそうに歌った。 大変難しい音域まで声を出していて、さすが大歌手だ。 曲目 夢先案内人(山口百恵の作品で中森明菜はこの楽曲は発売していない)、 スローモーション、少女A、セカンド・ラブ、1/2の神話、 トワイライト〜夕暮れ便り〜、禁区、北ウィング、サザン・ウィンド、十戒(1984)、 飾りじゃないのよ涙は、ミ・アモーレ、SAND BEIGE〜砂漠へ〜、SOLITUDE、 DESIRE〜情熱〜、ジプシー・クィーン、Fin、 TANGO NOIR、BLONDE、難破船、AL-MAUJ、TATTOO、 I MISSED "THE SHOCK"、LIAR、 <アンコール>「赤い花」 と発売順に歌ったので1980年代の世界を楽しめた。 特に「禁区」と「AL-MAUJ」はEAST LIVE INDEX-23以来歌っていないらしい・・・。 「赤い花」はギター、ボンゴが上手に使われていた。 K-POPのカバー。中森明菜のものは、よりエスニック色が強いと思われる。 情念たっぷりの、まさに「身を削って歌う」感じ。音域も広いと思われる。年齢を重ねると ともに低音も、より安定してきたように感じる。 |